福祉施設の建物に求めるものは?

我々社会福祉法人熊野緑会では、新宮市内に「なぎの木園」・「第二なぎの木園」「グループホーム」と複数の施設を有しています。その上で各施設に共通して求めるものは利用者の「安全」です。

特に施設内での滞在や施設間の移動といったカテゴリーと日々変わる利用者のニーズを中心に改築・増築・新築を行いました。

コンセプトは? 木の温もりを感じられる安全で楽しく過ごせる施設

当施設では、利用者の仕事・学び・遊び・生活が実用的に出来る様に設計を依頼しました。
特に1日の工程で利用者が実用的かつ安全に利用できることが大切です。スタッフと利用者は施設内外の移動が頻繁ですので、「移動車から施設内へ」・「施設内のフロア間の移動」をスムーズに行えるようエレベーターの設置や各所バリアフリー化を実施し、朝食昼食の出来る食堂では衛生面の徹底化が図られています。グループホームでは、複数の利用者が生活しているためリビング・キッチン・バスルーム等が利用者にとってストレスフリーで利用できるようにしています。また近年増築した菓子製造工場では「naginoha」ブランドを立ち上げ、エアブロー等衛生と製品管理の徹底化を行った上で「和歌山サブレ」を製菓販売しています。一日を通してスタッフと利用者が行動を共にする当施設では木の温もりを感じられる安全で楽しく過ごせる空間を実現させています。

施設の主な情報

社会福祉法人熊野緑会

〒647-0073 和歌山県新宮市木ノ川703
URL : http://kumanomidori.or.jp