三和建設株式会社は大阪府、大阪市、大阪商工会議所で構成する「実証事業推進チーム大阪(以下「推進チーム」という。)」が行った公募で、大阪市が実証フィールドとして提供する花博記念公園鶴見緑地内のUNEP国際環境技術センターにおいて実証実験を行います。
今回の実証実験は、エアコンの室外機に整電整流冷媒効率化装置を取り付け、分電盤等に取り付けた簡易電力監視ユニット(注)により、エアコンの電気使用量及びCO 2 排出量の削減状況を数値やグラフで遠隔監視・可視化するものです。本実証実験で得られた結果は、今後、事業所等における電気使用量及びCO 2 排出量の監視システムの開発に活用します。
本実験は、推進チームが企業等による未来社会を見据えたイノベーション創出進するとともに、「未来社会の実験 場」をコンセプトとする大阪・関西万博への機運醸成を図ることを目的として、1990 年に「国際花と緑 の博覧会」が開催された花博記念公園鶴見緑地(以下、鶴見緑地)をフィールドとした先端技術等 の実証実験を今年7~11 月に公募し、実施に至ったものです。主たるテーマを「脱炭素」とし、2050 年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを達成する「ゼロカーボン」の実現に貢献する取り組みです。
(注)株式会社GUGENのPUSHLOGを用いて三和建設株式会社が開発中の簡易電
力監視装置